吉田省吾さんに教えてもらったスネアの音を重くする方法にエフェクトを追加していった結果どんどん音がバカになっていったという動画です。最初にDAWによるエフェクトをかけてないやつで、そのあとにマルチバンドコンプレッサー以外のエフェクトをかけた音、その後にマルチバンドコンプレッサーをかけた音の順番です。正直やりすぎたと思っている
吉田省吾さんに教えてもらったスネアの音を重くする方法にエフェクトを追加していった結果どんどん音がバカになっていったという動画です。最初にDAWによるエフェクトをかけてないやつで、そのあとにマルチバンドコンプレッサー以外のエフェクトをかけた音、その後にマルチバンドコンプレッサーをかけた音の順番です。正直やりすぎたと思っている
といいつつ飽きてきたので遊んでいる音
ボーカロイドを使ったDTM曲を出してきた中で私は音楽に関するいろんなことを学んできた。ずっと私が教えてもらう側という認識だったが最近教えてもらいたいと言われることも何度かあり少し戸惑っていることもある。私が初めて完成させた曲はPiaproにアップロードされているのでそれ(https://piapro.jp/t/OCWW)を聴けばわかると思うが、私は音楽に関して完全に素人だった。メロディこそなんとか作れたがアレンジというものがほぼ存在していないし、ミックスも多少ボリュームを変えたぐらいで何もしていないような状況である…とりあえず現時点(2018/10/13)での最新曲を貼っておく(ニコニコ動画とYoutubeがあるがYoutubeは音圧の基準を設けており、それを超えている作品は音が小さく聴こえるようにシステム側で調整されているらしい)
とりあえず最初に完成させた曲に比べれば大きな進歩があると思う。音源の力もあるけど…ここまで上達するまでの道のりを書いていく
私は現在34歳だが7歳から2年ほどエレクトーンを習っていた…が最初の曲を作り始めたのは31歳である。ほぼ楽器を弾けない状態だったし音楽自体に興味が無く、今はボーカロイドを使っているものの2007年あたりは初音ミクには興味が無かった。ボーカロイドはおろか音楽にも興味がなかった私がボーカロイドに興味を持ったのは2011年のニンテンドー3DSカンファレンスのことである。そのカンファレンスは任天堂のページで見ていたが、その中にProject miraiという初音ミクをメインとしたリズムゲームが紹介された(ニンテンドー3DSカンファレンス 2011|Project mirai(仮称)|Nintendo)。その紹介中にでてきたSING&SMILE、No Logic、PIANO*GIRLを聴いて衝撃を受けた部分があった。当時の私にとって作曲というものはかなりの特殊な技能であり、例えば5分ぐらいのポップスやロックを作るのはプロの音楽家でも一部の人しかできないものだと思っていた。が…個人でもここまで曲を作れるんだなと驚いた。
2011年に衝撃を受けた割にはDTMを始めたのは2015年でそれまでProject mirai2やProject mirai でらっくすを買いセガに貢献し遊んでいただけであった
Project miraiをきっかけに私はDTMやボーカロイドへの興味が高まっていき、「私でも曲が作れるのではないか?」という錯覚に陥った。そしてMidiシーケンサーであるDomino(MIDI音楽編集ソフト「Domino(ドミノ)」 | TAKABO SOFT)の導入。そして初音ミクV3の購入に至った
ようやくDTMを始める話になったがここまでがすでになげーな
Dominoをパソコンに入れて音を鳴らしたり初音ミクに歌わせたりはするものの最初の曲が出来上がりアップするまでに2ヶ月かかっている。実はPiaproにアップした最初の曲の前に完成していないデータをアップしていたりしているがそれらは削除済みである。まぁ、最初のうちはメロディから作っていたが伴奏が付けられずに困っていた。何故なら私はコードというものを知らずギタリストが使っている専門用語だという認識だった…が私はエレクトーンをやっていた関係で一応和音というものを知っていたはずだがそこは気にしない。
当時の私のメロディには問題があった…メロディというよりはキーの話だが、まずイントロがAマイナーキーであるのに歌が始まった途端Aメジャーキーになるなど今の私が良く使っている同主調の話がすでにあったことや半音の動きが好きだった関係でクロマチックアプローチ的なテクニックのせいで伴奏がすごく難しかったのだ…私が気分で曲を作るとAメジャーキーやEメジャーキーなどになるので初心者にはいろいろツライ状況が重なっていた。
そこで音楽理論の登場である。いくつかの本を買ったがどれも難易度が高かった。音楽理論は序盤から用語が多発して初心者の心を折に来る…最初の説明は丁寧な本でも突然トニック、サブドミナント、ドミナント、ドミナントモーション、ダイアトニックコード、ダイアトニックスケールなどという理論を知らない人には何の話かさっぱりわからないが音楽理論的には基礎的な用語が当たり前のように登場してくる。そして用語の説明もドミナントモーションはドミナントからトニックへの動きですてきな説明になり、用語の説明に用語がいろいろでてきてしまうのは初心者お断り状態であった。何度も心が折られたあとにたどり着いた本が私に救いを与えてくれたのである。
知識ゼロからはじめるボーカロイド作曲講座 (CD-ROM付) (DTM for Beginners)
上記の本を読んでいくうちによくわからないものの何とか曲が作れそうにはなっていき、この本に載っていたサンプル的なコード進行を使うことによりなんとか伴奏(?)がついたのである…ただ最初の曲を聴けばわかる通り伴奏とはいいがたいものではあるが…この本に載っていたコード進行の中にサブドミナントマイナーがでてきたのだが私はそれを気に入っていた。今見るとサンプルに同主調のコードやセカンダリドミナント、裏コードなどが含まれているコード進行が何事もなかったかのように載っているのがわりと恐ろしい
まぁ、この本のコード進行に沿う形でコード進行から曲を作るというスタイルになりサブドミナントマイナーを使うことで最初の曲は完成した
長くなりそうなので今回はここまで…アレンジを切り出したエントリがあったほうが良い気がしてきた…
以前はなんとなくそんな音がでてたレベルだったけど、今はだんだん音に拘れるようになってきていてピッキングのスピードだとか手の振り方(?)だとかで音の変化を感じている。たまに凄くいい音がなるんだけど安定してその音をだせないのが悔しいけど前には進んでいる
前回のエントリでちょっと自分がよく使うコード進行に触れたけど、もう少し詳しく書いてみようかと
まず私が作るメジャーキーの曲のイントロのコード進行はほぼ同主調が混ざっている。むしろ同主調を混ぜないと私っぽくないらしい…←言われた
パターンも決まっていてCメジャーキーで書いていくと
|C|Ab|Bb|C|
|C|Ab|Bb|G|
のどちらかである。AメジャーキーやEメジャーキーのときは
|C|Bb|Ab|G|
|C|Eb|Bb|C|
のようになるときがあるEb(AメジャーキーだとC、EメジャーキーだとGにあたる)はあまり使わないけど。Cメジャーキーで|C|Bb|Ab|G|と書くとカオスに見えるけどAメジャーだと|A|G|F|E|とシンプルに見えるのが嬉しい
Aメロはカノン進行か以下のコードの派生になることがおおい
|C|Em|Am|Am7|F|G|C|G|
だいたい4小節目が変化する。以下の3通りのどれかになる
|C|Em|Am|A7|F|G|C|G|
|C|Em|Am|Em|F|G|C|G|
|C|Em|Am|Gb7m-5|F|G|C|G|
あとは
|C|Eb|Bb|Am|Dm|Em|F|G|
この前半でノンダイアトニックからの後半の上がっていく感じが好き
マイナーキーのメジャーコード2つからのメジャーキーのマイナーコード3連続
ではあるがわりと明るい
Bメロはわりとカオスになるが特に変だったのは
|Bb7|A7|D7|Dm7|
だったのは記憶にある。CメジャーキーからAメジャーキーへの転調だがこの後さらにカオスになっていく曲を作ってしまった。裏コードがでてきても動じない
まぁ、だいたい4度から始まるパターンが多い
|F|E7|Am|G|
とか…|F|E7|Am|G|を2回繰り返した後に|A|A7|と続いてサビにいくことがたまにある
サビは最近カノン進行率がかなり高い。もともとカノン進行好きだったのもあるし代理コードすら使わないことが多い。よくある2つ目のFをDmにすることは稀である
|C|G|Am|Em|F|C|F|G|
派生するときは
|C|G|Am|Em|F|Em Am|Dm|G|
|C|G|Am|Em|F|Em Am|Bb|G|
あたりだけど代理コードはほぼ使わない
以前は
|C|E7|Am|A7|Dm|D7|G|G7|
を流行らせてd-kami進行と呼ばせる計画があったがノンダイアトニックの弱点
がいろいろでてしまい、最近はあまり使っていない。C(D?)メロに続くときに
|Gm|C7|F|
と続けてFメジャーキーに持っていくことがたまにある