TwitterでMiniVMとかblink-dとかいってるけど一体何なんだ?って話なのかもしれないので、少し説明しておく。タイトルの通り、ブラウザで動くx86エミュレータではあるのだが、実はエミュレートしてない。というかx86ですらない部分がある。それは32bitリアルモードというありえないモードで動いているところが一番違う部分だろう。
そして、これで何をするかと言うとC++で作られたアプリケーションを動かそうとしている。とはいってもWindowsアプリが動くとかそういう話では無くblink-d独自のライブラリを使ったアプリケーションだ。このアプリケーションはHTMLの操作ができるようになっていて、C++からHTML5的な何かができたりする。WebGLがその例の1つだ。そしてエディタはACEでC++のコンパイラはサーバ上にあるclang++と、まぁ普通のWebアプリケーションな感じだが、エミュレータをブラウザに入れて実行する馬鹿はそうはいないだろう。
そんな馬鹿が必死にC++を勉強しているんですよ!